プログラミングは子供の未来を広げるツール!学習のメリットや注意点を解説
小学校でプログラミングの授業が必修化されて、子供に学ばせたいと考えている人は多いのではないでしょうか。
しかし、実際にどのような授業がおこなわれているのか、プログラミングは何に役に立つのかを知らない人もいます。
そこで今回は、子供にプログラミングを学ばせるメリットや、プログラミングを学ぶ方法を紹介します。
プログラミングは、子供の未来の選択肢を広げられるツールです。この記事を最後まで読んで、プログラミングを学習するための環境を整えてください。
この記事の目次
小学校で子供が学ぶプログラミング教育とは
プログラミングと聞いて思い浮かべるのは、パソコンに向かいプログラミング言語を駆使して、コードを書き上げる姿ではないでしょうか。
しかし、小学校のプログラミング学習では、必ずしもプログラミング言語を使った学習をするわけではありません。
基本的には、子供に物事を論理的に考えるための「プログラミング的思考」を身に付けさせることを目的としています。
プログラミング的思考を身に付けると、次のようなメリットがあります。
- 物事を分かりやすく説明できるようになる
- 問題解決力が向上する
- 不測の事態に対応する力がつく
このように、プログラミング的思考は日常のさまざまなシーンで活用できます。
小学生のうちからプログラミング的思考を身に付ければ、子供の選択肢が増えて、未来の可能性が無限に広がるでしょう。
子供にプログラミングを学ばせるメリット
プログラミングには、プログラミング的思考が身に付く以外にも多くのメリットがあります。
ここでは、子供にプログラミングを学ばせるメリットを紹介します。
小学校の授業で有利になる
小学校では2020年から、プログラミング教育が必修化されています。
自宅やプログラミング教室などで事前に学習していれば、他の児童よりも評価されて良い成績を取れるでしょう。
良い成績を取れば、プログラミング学習に対する意欲が増して、プログラミング能力が向上します。
大学入試に役立つ
大学入試センターは、2025年1月に実施する共通テストから、プログラミングに関する問題が含まれる「情報」という教科を導入すると発表しています。
現在、公表されている情報のサンプル問題には、次のようなものがあります。
- 比例代表選挙の議席配分方法をプログラミングで検討する
- サッカーのワールドカップで勝ち残るチームをデータから分析する
「情報」は数学や英語などと並び、受験で必要な科目になるため、子供のうちから学んでおけば大学の選択肢が広がります。
パソコンなどへの抵抗感がなくなる
現代の生活では、パソコンやスマートフォン・タブレットなどのデジタルツールは、必要不可欠なものです。
しかし、幼いころからデジタルツールに触れる生活をしていないと、苦手意識を持ち、大人になっても使いこなせなくなってしまいます。
プログラミングを学習すると、分からないことは検索で調べる・インターネット上で成果を発表する・学習に役立つアプリなどをダウンロードする、などデジタルツールに触れる機会が多くなります。
デジタルツールへの抵抗感がなくなり、自分から進んで新しいものを取り入れる子供に成長するでしょう。
子供がプログラミングを学ぶ方法
プログラミングは、書籍や学習サイト・プログラミングスクールなどで学習できます。
ここでは、子供がプログラミングを学ぶ方法を紹介します。
プログラミングの書籍
子供がプログラミングに対する学習意欲が強く、自ら学習できる場合は書籍がおすすめです。
子供向けの書籍は多く発売されていて、子供に合った内容の本を選べます。
書籍を選ぶ際は、以下の点が満たされているかチェックしてください。
- イラストや図解などで分かりやすく解説されている
- プログラミングとは何かが丁寧に説明されている
- パソコンの設定方法が説明されている
プログラミングの書籍は、小学校低学年以上を対象にしたものが多く発売されています。
未就学児の場合は選択肢が少ないため、書籍での学習は向いていません。
プログラミング学習サイト
インターネット上には、子供向けに無料でプログラミングを学習できるサイトがあります。
費用を掛けずに好きな時間に学べるため、初めてプログラミングを学習する人に人気が高いです。
世界中で使用されている「Scratch(スクラッチ)」は、小学校での学習教材にも採用されています。
また、ソフトウェアのインストールが不要で、ブラウザ上で利用できるのも嬉しいポイントです。
その他にも、ディズニーのキャラクターが登場するCode.orgなど、多くのサイトの中から選ぶことができます。
プログラミングスクール
プログラミングの挫折率は90%と言われているため、適切な学習環境を作ることが大切です。
プログラミングスクールで学習すれば、不明点はすぐに講師に確認できて挫折する可能性が減ります。
また、子供の理解度に合わせてカリキュラムが組まれて、スムーズに能力を上げていけるでしょう。
プログラミングスクールに通うには、以下の費用が発生します。
- 入会金:1万円前後
- 授業料:6,000円~18,000円(授業回数により異なる)
- 教材費:5,000円前後
プログラミングスクールを選ぶ際は、相場と比べて高すぎないか調査してください。インターネット上の口コミを確認して、評判が悪すぎる場合は、他のスクールを探すようにしましょう。
子供がプログラミングを学習する際の注意点
子供のプログラミング学習は、親がアドバイスし過ぎず、褒めて伸ばすことが大切です。
ここでは、子供がプログラミングを学習する際の注意点を解説します。
アドバイスをし過ぎない
プログラミング的思考を身に付けるには、子供が自分で考える必要があります。
親がアドバイスをし過ぎると、子供が考えなくなり、論理的思考が磨かれません。
子供から求められたときだけアドバイスをして、基本的には学習姿を見守っていましょう。
褒めて伸ばす
子供が問題を解いたら、その結果や思考の過程をしっかりと褒めることが大切です。
大人から見ると簡単な問題かもしれませんが、子供にとっては初めて学習するプログラミングの難問です。
褒めなかったり、否定的な言葉を言ったりすると、やる気を失くして学習しなくなる可能性もあります。
問題に正解できなかったとしても、解こうとした意欲や過程など、良いところを見つけてあげましょう。
些細な点でも褒めることにより、プログラミングが好きになり、子供の未来が広がっていきます。
まとめ
プログラミングは、小学校の授業で必修化されています。
子供のころからプログラミングを学んでいると、プログラミング的思考が身に付いて、さまざまなシーンで活用可能です。
また、デジタルツールへの抵抗感が減る・大学入試で有利になる、などのメリットもあります。
プログラミングを学習する際は、なるべく挫折しない環境を整えることが大切です。
プログラミングスクールであれば、疑問点をすぐに解決でき、スムーズに学習を進められるでしょう。
子供に楽しくプログラミングを学習させて、将来の選択肢を広げてあげてください。
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