プログラミング言語は何種類? 主要なプログラミング言語についても解説

世の中のシステムは基本的にプログラミング言語によって作られています。Webシステムも業務システムも組み込みシステムも、身近に存在するすべてのシステムの裏側にはプログラミング言語が存在すると言っても過言ではないでしょう。

しかし、ひとことにプログラミング言語と言っても、種類は豊富です。システムによってどのプログラミング言語で作られているのかが異なります。ではどのくらいの種類のプログラミング言語があって、主要なプログラミング言語はどのようなものなのか、解説していきます。

プログラミング言語の種類

プログラミング言語の種類はかなりの数になります。ある程度出回っているものだけでも200〜300種類程度存在すると言われています。非公開のプログラミング言語や小規模に使用されているようなマイナーなプログラミング言語も含めると、さらに種類数は増えるでしょう。

とはいえ、プログラミングを習得するためにはそれらの言語について知っておかなければならないのかというと、決してそんなことはありません。高いスキルを有するプログラマーであっても、ほとんどのプログラミング言語については存在すら知りません。

使用頻度が高いプログラミング言語は数多いプログラミング言語の中のごく一部なので、主要言語について把握しておけば問題ありません。

主要なプログラミング言語

プログラミング言語の種類は多いものの、主要なプログラミング言語はそのうちの一部ということでした。では、具体的にどのようなプログラミング言語が主要言語なのか、紹介していきます。

HTML/CSS

HTMLとCSSは基本的にセットで使用される言語です。厳密に言えばプログラミング言語であはなくマークアップ言語/スタイルシート言語とされているのですが、プログラミング言語と同じものと考えて差し支えないでしょう。

HTML/CSSがマークアップ言語/スタイルシート言語とされる理由は、プログラミング言語に比べると簡易的で、ロジックなどがないためです。HTML/CSSはWebシステムの画面をデザインする言語で、プログラミング学習の導入として使われることも多いです。

初心者向けの言語ではありますが、Web開発では必須と言っても過言ではないため、HTML/CSSを習得するメリットは大きいです。

JavaScript

JavaScriptはWebの画面に動的要素を加えるプログラミング言語です。HTML/CSSでは基本的なパーツの作成や配置を行い、JavaScriptを使用することでそこに動きが加わるということです。そのため、HTML/CSSの次にJavaScriptの学習が行われることが多いです。JavaScriptもWeb開発では使用頻度が高いので、習得するメリットは大きいでしょう。

PHP

PHPはWeb開発の裏側の処理実装に使われることの多いプログラミング言語です。HTML/CSS、JavaScriptはWeb開発の画面側の処理で使われることが多く、PHPは逆に裏側のサーバーの処理実装に使われるということです。

専門的な用語では、画面側をフロントエンド、裏側をサーバーサイドやバックエンドと呼ぶことが多いです。つまりHTML/CSS、JavaScriptはフロントエンド、PHPはサーバーサイドの言語ということになります。

サーバーサイドの言語は複数の種類がありますが、PHPは比較的扱いやすい言語で、小規模なシステム開発でも使用頻度が高いことからプログラミング初学者にもおすすめです。

Python

PythonはPHP同様にWeb開発のサーバーサイドや、人工知能の開発に用いられることが多いプログラミング言語です。Webのサーバーサイド開発で使用されるプログラミング言語は種類が多いですが、人工知能の開発に使えるプログラミング言語は種類が少ないです。

厳密に言えば人工知能の開発に使えるプログラミング言語自体は多いのですが、実態として数種類しか使われていません。中でもPythonは人工知能開発でシェアが大きい言語なので、人工知能開発に携わりたい人には習得メリットが大きい言語です。習得のメリットが大きいというよりも、必須と言っても過言ではありません。

またPythonが人工知能開発で使用される理由は、ライブラリやフレームワークといったプログラミングを便利にする機能が豊富に用意されているからです。もともとPythonは科学技術計算用に開発されたプログラミング言語であり、結果的に人工知能と相性が良かったという経緯があります。

Java

Javaは王道のプログラミング言語です。以前はプログラミング言語と言えばJavaと言えるほど使用されていました。最近はいろいろな言語が台頭してきたことでJavaのシェアは縮小傾向にありますが、世の中の全システムのシェアではJavaがまだトップでしょう。

Javaは幅広いシステム開発で用いられています。Webシステムや業務システムだけでなく、Androidアプリ開発にも用いられます。

Ruby

RubyはWeb開発に用いられることの多いプログラミング言語で、PHPやJava同様にサーバーサイドで使用されます。Rubyは日本人が開発したので、日本語の情報が多いという特徴があります。またRubyのフレームワークは「Ruby on Rails」一強の状況で、学習者にとってはこれもメリットと言えるでしょう。

他のプログラミング言語はフレームワークの人気が分散していますが、Rubyの場合はRuby on Railsに集中しています。言い換えれば、Ruby on Railsを習得すればRubyでの開発には支障がないということです。

フレームワークの人気が分散していると、たとえば参画するプロジェクトによってフレームワークが異なり、既存の経験では対応できないといったケースもあります。勉強する際の選択肢にも迷いやすいでしょう。

Kotlin

KotlinはAndroidアプリ開発で一般的に用いられるプログラミング言語です。以前はAndroidアプリ開発はJavaが主流だったため、そこから移行する形でKotlinが用いられるようになりました。

KotlinはJavaからの移行を前提に作られているのでJavaのソースコードを呼び出すことも可能です。これからAndroidアプリ開発を行いたい人は、Kotlin一択でしょう。

Swift

SwiftはiOSのアプリ開発で一般的に使用されるプログラミング言語です。以前はObjective-Cが使われることが多かったのですが、現状はSwift一択でしょう。そのため、iOSアプリ開発に携わりたい場合はSwiftを勉強することになります。

目的に応じて学習するプログラミング言語を選ぶ

プログラミング言語の種類は豊富ですが、主要な言語は限られます。しかし主要な言語も複数種類あり、それぞれ得意なシステムが異なります。そのため、学習する言語はどのようなシステム開発をしたいのかの目的に応じて選択するのが一般的です。

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