小学生がタッチタイピングの練習をする方法や注意点を解説

タッチタイピングはパソコン操作の基礎スキルです。プログラミングだけでなく、メールを書いたり事務作業をしたり、一般的な社会人には業務能力の土台として必要なものでしょう。そのため、小学生のうちから身に付けておくと後々便利です。

タッチタイピングとは

タッチタイピングとは、一昔前で言うブラインドタッチと同じです。ブラインドタッチは盲目という意味を連想させ差別的表現とも考えられるということで、タッチタイピングと言うようになりました。

タッチタイピングは、手元を見ずにキーボードを打つことです。手元は見ないので、モニターを見たまま文字入力ができます。普段パソコンを使用している人であればタッチタイピングができている人が多いはずですが、一部手元を見ないと打てなかったり、打ち間違いが多かったりする人もいるかもしれません。

タッチタイピングの練習方法は基本的に子供も大人も同じ

子供と大人ではパソコン使用歴や手の大きさが異なります。そのためタッチタイピングの練習方法が違うように思えるかもしれませんが、実際は同じです。キーボードのボタン間隔は狭いので子供の手の大きさでも十分タッチタイピングが可能で、またパソコンを初めて操作する人も今までタイピングの経験がある人も練習の流れは同じです。

強いて言えば大人の場合はメール作成などでタイピングをする機会が多いかもしれません。一方で子供はタイピングの機会があまりないので、後述する練習サイトなどを使用するのがよりおすすめです。

タッチタイピング練習の流れ

タッチタイピングの練習方法に絶対的な正解はなく、人によって意見は異なります。ただし、一般的には以下のような流れがおすすめされることが多いでしょう。

  1. 正しい指の位置を覚える
  2. キーボードを見ないで打てるようになる
  3. ひたすら練習

小学生の場合は特にタイピングができるサイトを使って練習するのがおすすめですが、練習前に上記の流れを把握しておく必要があります。なぜなら、誤った指で練習したり、キーボードを見ながら打っていると最終的にタッチタイピングが完成しない可能性が高いからです。

使う指を間違っていたり多少キーボードを見てもタッチタイピング風にはなるのですが、少し遅かったりタイピングミスが多くなる可能性が高いです。そして、大人でもタッチタイピング風になってしまっている人は多いです。

小学生でまだタイピングに慣れていないうちに、正しいタッチタイピングを身に付けるのがおすすめです。大人でも誤った指でタイピングしてしまっている人は、一時的にタイピングが遅くなっても正しい指に矯正していくことをおすすめします。

正しい指に矯正すればタッチタイピングができるようになり、最終的にはタイピングが速くて正確になるからです。

最初からタイピングソフトで練習してもOK?

タッチタイピングは正しい指で、キーボードを見ずにタイピングすることが重要ということでした。そのためには、タイピング練習を繰り返す前に正確な指の動きをマスターする必要があります。

なので、できればタイピングソフトを使用する前に正しい指の動きをマスターした方が良いでしょう。具体的にはホームポジションに指を置き、どの指でどのキーを押すのか細かく確認する作業です。

指を動かしながらどの指でどのキーを押せば良いのか、どこにどのアルファベットがあるのか、といったことを確認して覚えていくとタッチタイピングの習得が早くなります。どのアルファベットがどの位置にあるのか、どの指で押すのかが感覚的にわかれば自然とキーボードは見なくなるでしょう。

しかし小学生の場合、タイピングソフトを使用する前の地道な作業が苦痛でタイピング自体が嫌になってしまうかもしれません。そこで、最初からタイピングソフトを使用するのも一つの選択肢です。

キーを押す指も正しいのが理想ですが、多少であれば違っていてもOKという意見もあります。そのため、なるべく正しい指でタイピングしつつ、多少誤っていてもOKという考えで最初からタイピングソフトを使用する方法もあります。

またキーボードもなるべく最初から見ないようにした方が理想的ですが、見ないでタイピングできるようにキーの位置をイメージして指を動かして確認していくような作業は小学生には苦痛かもしれません。

そのため、最初はある程度キーボードを見てもOK、徐々に見ないようにタイピングしていく、といった練習方法もあります。

効率を考えれば最初に正しい指とキーの位置を頭に叩き込んでからタイピングソフトで練習するのがおすすめですが、楽しみながら練習するという点では最初からタイピングソフトを使用するのも一つの選択肢ということでした。

ただし、なるべく正しい指、なるべくキーボードを見ない、といった心がけは必要です。

小学生がタイピング練習するのにおすすめのサイト

タイピング練習ができるサイトは数多いです。そして、基本的にはどのサイトを選んでも繰り返すことでタイピングスキルは身に付いてくるでしょう。どのサイトもタイピングするという点では同じだからです。

しかし、サイトごとに特徴があるのでおすすめサイトの特徴やおすすめの理由を解説していきます。

FMVキッズ「めざせ!タイピングマスター」

FMVキッズ「めざせ!タイピングマスター」は、子供向けのタイピング練習サイトです。おすすめの理由は子供向けになっていて、なおかつキーの位置を覚える練習コースが用意されているからです。

具体的には、キーとそのキーを押す指に色が付くようになっています。これに従ってタイピングしていけば、タッチタイピングが身に付きやすいという仕組みです。上で実際にサイトでタイピングする前に正しい指を覚えるべきと説明しましたが、こちらのサイトであればいきなり初めても指の位置を覚えられます。

ただしキーと指の位置を覚えるモードは単調で、ゲーム性はあまりありません。またキーと指を記憶していった方が効率的ではあります。そのため、サイトを使っていても地道な作業から始めることには変わりない点には注意が必要です。

Benesseマナビジョン「無料タイピング教材」

Benesseマナビジョン「無料タイピング教材」もFMVキッズ「めざせ!タイピングマスター」同様にキーとキーを押す指に色が付く仕組みになっています。そのため、正しい指でタッチタイピングするスキルが身に付きます。

しかし正しい指でタイピングするように矯正する作業は地道です。またBenesseマナビジョン「無料タイピング教材」は標準のタイピングモードでもキーと指に色が付くようになっています。とはいえ早くタイピングすると色を見ている間がないので、適当な指でタイピングしてしまう可能性があるでしょう。

サイトで正しい指のタイピングを身に付けるためには、タイピング速度が下がっても正しい指を意識する必要があります。

プログラミングスクールはタッチタイピングも身に付く

プログラミングスクールで学ぶのは主にプログラミングですが、その過程ではタッチタイピングのスキルも身に付きます。タッチタイピングはプログラミングにおいて基礎スキルでもあるからです。

逆に言えばタッチタイピングは早めに基礎を固めて、そこからは自然と慣れていくのがおすすめです。プログラミングスクールでは、いきなり難しいプログラミングから始めるわけではなく、受講生のレベルに合わせてタッチタイピングの基礎から始めることもできます。

タイピングくらい親が教えなければならないと思われるかもしれませんが、その必要はありません。パソコンをほとんど触ったことがない小学生でも基礎からサポートしてもらえるので、プログラミングスクールは安心して利用できます。

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