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サクールでは、実際の教室の雰囲気を体験できる無料体験教室を実施しております。普段からサクールに通っている子どもたちの隣で、簡単なゲーム制作を楽しんでいただけます。仙台市内2つの会場とオンラインで開催。所要時間は1時間程度、手ぶらでOKです。ぜひご本人様・保護者様ご一緒に教室へお越しください。

マインクラフトは世界中で流行しているゲームです。子どもがSwitch版のマインクラフトをプレイしていたり、子どもの友達がプレイしているといった話を聞く機会も多いのではないでしょうか。
また、マインクラフトはプログラミング学習に役立つ、といった話を耳にする機会もあります。
しかし、Switch版などのマインクラフトをやっていても、これがどうしてプログラミング学習の役に立つのか、と疑問に感じる人もいるでしょう。
この記事では、マインクラフトがプログラミング学習に役立つとはどういうことなのか、またマインクラフトの始め方などについて解説していきます。
Contents
マインクラフトは大きく分けて2種類のバージョンがあります。いずれも、サイコロ上のブロックを動かしたり何かを作ったりという基本的な内容は同じです。
では、何が異なるのでしょうか。
多くの子どもたちがSwitchなどのゲーム機で遊んでいるマインクラフトは統合版です。スマホやプレイステーションのマインクラフトも統合版です。手軽に遊ばれているマインクラフトの多くは統合版ということです。
統合版とは、もともとのマインクラフトから手軽に遊べるようにと派生したマインクラフトを集めて作られたもの、ということです。直感的な操作で楽しむことができるため、攻略サイトや本を読んだりしなくても、子どもでも手軽に遊べるという特徴があります。
Java版とは、プログラミング言語のJavaで開発されたマインクラフトという意味です。オリジナルのマインクラフトはJava版です。このJava版から派生して、上で挙げた統合版のマインクラフトが作られたということです。
そして、「プログラミング学習ができるマインクラフト」はこのJava版の方を指します。Java版のマインクラフトがプレイできるのはパソコンのみです。
市場に出回っているマインクラフトの多くは統合版なので、マインクラフトをプレイしていてもプログラミングスキルには直接的にはつながりません。マインクラフトでプログラミングスキルを身に付けたいならJava版が必須です。
とはいえ、パソコンのゲームをプレイしたことがない方などにとってはややハードルが高く感じられるかもしれません。
Java版のマインクラフトを始める方法を以下で簡単に解説します。
まずは、マインクラフトのJava版を購入する必要があります。
マインクラフトのJava版は、公式サイト、もしくは大手通販サイトで購入できます。公式サイトはマインクラフトJava版の公式サイトで、通販サイトはAmazonや楽天市場などが挙げられます。
基本的にはどちらで購入しても定価なので値段は同じです。通販サイトの場合はポイントなどが貯まっていれば支払金額を下げられる可能性はあります。ただし公式サイトでインストールすればすぐにプレイできるのに対し、通販サイトで購入した場合はプレイできるまでに数日かかります。一長一短ですが、どちらで購入しても問題ありません。
マインクラフトのJava版を購入したら、使用するPCにインストールする必要があります。インストールの手順は以下です。
①マイクラアカウントの作成
②MINECRAFTを購入をクリック
③デバイスの選択
④Java版の選択
⑤メールアドレスやパスワードの入力
⑥認証やログイン作業
⑦支払い方法選択
⑧インストーラーでゲームをインストール
⑨Modを導入する
上記の流れでマインクラフトのJava版をインストールし、プレイできる状態にします。ゲーム機のマインクラフトに比べるとやや手順が多いですが、専門的な知識などは不要です。手順通りに進めればプレイ環境が整うのでご安心ください。
ただし、Modについてはあらかじめ知っておいた方が環境設定がスムーズに進むので、Modとはどのようなものか、Modを使って何ができるのかを次に解説します。
マインクラフトでプログラミングをするためにはJava版をプレイする必要があり、環境構築は手順通りに進めればそこまで難しくないということでした。ただし、Modについては普通にゲームをしていてもあまり使わないものなので、あらかじめ知っておく必要があります。
Modとは、マインクラフトでプログラミングを行うための拡張機能のことです。実はModはマインクラフト側が開発したツールではなく、外部のユーザーが開発した非公式なものです。しかし利便性が高くプログラミングができるので、一般的に使われるようになりました。
Modを導入していないマインクラフトのことをバニラと呼んだりもします。プレイヤーの間でこのような呼び名ができるくらいに、Modは普及しています。Modの導入方法については割愛しますが、検索すると出てくるのでご確認ください。
基本的にはModも手順通りにインストールしていくだけなので導入ハードルは低いのですが、インストールするファイルが複数あって設定なども子どもには難しい可能性があります。そのため、インストールなどの環境設定は親がやってあげるのがおすすめです。
マインクラフトのプログラミングで使える言語として、以下が挙げられます。
大人の場合はPythonを使用するケースが多いですが、子どもの場合はScratchから始めるのが良いでしょう。最終的にはPythonでプログラムを書いて処理を実行するのが良いですが、Scratchからでもプログラミングスキル向上に役立ちます。
子どもがマインクラフトでプログラミング学習を始める場合Scratchから始める可能性が高いので、Scratchについてご紹介します。Scratchはブロックをつなげることで処理を実行できる簡易的なプログラミング言語です。
ブロックに処理が書かれていて、これをくっつければ処理が実行される仕組みです。ブロックはドラッグアンドドロップで簡単にくっつけられるので、コードを書けなくても処理を作れます。
ブロックはもともと用意されていますが、自分で新しく命令を書いて作ることもできます。
Scratchはブロックを組み合わせて処理を作るので、コードを書くわけではありません。そのため、Scratchでプログラミングスキルが身に付くのか?と疑問に感じている方もいるでしょう。
しかし、Scratchでもプログラミングにおいて重要な処理を考える力が身に付きます。論理的思考力と表現されることが多いですが、いわば設計の力と入れるでしょう。たとえば、特定の位置で穴を掘って何かを埋めて穴をふさぐためには、どのようなブロックを組み合わせれば良いのか、といったことを考えます。
そして複数のブロック群を集めることで全体の処理になるので、ブロックの組み合わせを考える必要があるということです。この作業はコードを書く場合でも同じで、むしろコードそのものよりも全体設計の力の方がプログラミングにおいて重要です。
そのため、Scratchでもプログラミングにおいて重要な設計を考える力が身に付くということです。
Java版のマインクラフトをScratchで始めることで、遊びながらプログラミング学習が可能ということでした。しかしそのためにはある程度親のサポートが必要です。忙しくて時間が取れない方も多いでしょう。もしくは、親がパソコンが苦手でサポートが難しい場合もあるかもしれません。
子ども向けのプログラミングスクールでは、マインクラフトを使った、楽しみながらのプログラミング学習も行っています。楽しみながらプログラミングや設計の力が身に付いていくので、時間やスキル的な事情で親がサポートするのが難しい場合、子ども向けプログラミングスクールの利用もおすすめです。
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