問題解決能力とは? 基本のフレームワークと身に付ける方法を解説

子供の教育に関連して、問題解決能力の重要性について耳にする機会は多いでしょう。仕事においてもっとも重要なのは問題解決能力である、子供のうちからそれを身につけ伸ばすことで、よりよい人生を送れる可能性が高くなる、といった内容です。

では、問題解決能力とはどのような能力なのでしょうか?

かなり抽象的な用語であるため、それがどういうものであるか、意外と掘り下げられていないことが多いようです。

この記事では、そもそも問題解決能力はどのようなものなのか、どのように身に付け、伸ばしていけるのか、などについて解説します。

問題解決能力とは?

問題解決能力とは、問題を明確化し、原因を特定し、解決策を考えて実行していく能力のことです。上記の定義から、問題を見極める能力、原因を特定する能力、解決していく能力が必要だと分かります。

しかしこの説明だけだとイメージしにくいので、問題の種類と問題解決の流れを細分化してみます。

問題の種類

問題解決における問題の切り分け方は複数ありますが、わかりやすい例として以下のような切り分け方があります。

・顕在化している問題

・潜在的な問題

・自分で設定する問題

他にも、自分だけの問題なのかチームの問題なのか、単一の問題なのか複合的な問題なのか、といった切り分け方もできるでしょう。上記の切り分け方は問題の重要性や優先度がわかりやすいのでおすすめの方法です。それぞれの問題について解説します。

顕在化している問題

顕在化している問題とは、すでに目に見えて明確な問題です。納期に遅れることが多い、利益が減っている、ミスが続いている、などです。大人の場合だと仕事上の問題が多いですが、子供の場合は学校に遅刻してしまうことやテストの点数が低いことなどが挙げられるでしょう。

顕在化している問題は問題自体の特定は簡単です。そのため導入はスムーズですが、解決策を考える前に問題を掘り下げる必要はあります。たとえば学校のテストの点数が低いのであれば、どの科目のどの単元が苦手なのか、定期テストと模擬試験のどちらがより苦手なのか、といったことを明確化していきます。

顕在化している問題であってもより掘り下げていくことで、原因の特定や解決策の決定がしやすくなります。

潜在的な問題

潜在的な問題とは、まだ明確になっていない、もしくは今後顕在化する可能性のある問題のことです。仕事上は潜在的な問題は多いですが、子供の場合だとたとえば今後のテストで良い点数を取れない可能性がある、結果的に入学試験に失敗してしまう可能性が高い、といったことが挙げられます。

潜在的な問題は顕在化する前に解決するのがより良いでしょう。潜在的な問題の場合、問題の明確化や特定の作業が重要になります。顕在化している問題と違って現時点では障害になっていないからです。問題を明確化した後の流れは、顕在化している問題と基本的に同じです。

自分で設定する問題

自分で設定する問題とは、現状と理想の間のギャップを問題と捉えることです。上記2つのようにトラブルの原因ではなく、課題という表現の方がわかりやすいかもしれません。しかし、問題でも課題でも特定から解決までの流れはほとんど同じです。

大人の場合だと仕事の達成やプライベートの充実などが挙げられ、子供の場合はテストの目標設定や部活動での実績などが挙げられます。たとえば部活動ですでに実績を出している子どもがさらなる高みを目指して問題設定、課題設定を行う場合も多いので、ポジティブな問題解決とも言えるでしょう。

問題解決の流れ

上記いずれの種類でも、問題解決の流れは基本的に同じです。顕在化している問題は特定が簡単だが解決を急ぐ必要がある、潜在的な問題はそもそも何が問題なのかを考える必要があるが解決まで急ぎではない、といった違いはあります。

いずれの場合も、以下のような流れで問題の特定から解決までを行う場合が多いでしょう。

1.問題の特定

2.原因の深掘り

3.解決策の考案と実行

絶対に上記の流れというわけではありませんが、上記の流れが王道でしょう。ただしすべてが順調に進むとは限らず、工程を行ったり来たりすることもあります。試行錯誤しながら掘り下げていくことも重要です。

1.問題の特定

まずは問題を特定する必要があります。すでに問題が顕在化している場合も、具体的にどの部分が問題なのか、その問題はどのように切り分けられるのか、どの程度大きな問題なのか、解決のためにどのくらいの時間や労力を割くべきか、といったことを考えます。

常にすべての問題に全力で対応できれば良いかもしれませんが、時間や労力には限りがあるので現実的ではありません。どうしても優先順位をつけて配分していく必要があるでしょう。そこで、まずは問題について客観的に把握するために特定などを行います。

2.原因の深掘り

問題の内容、優先度、深刻度などがある程度明確になってきたら、次に問題の原因を深掘りしていきます。なぜその問題が発生したのか、今後その原因を取り除けば問題は発生しなくなるのか、原因を取り除くことは可能なのか、といった観点から深掘りをしていきます。

最終的には問題を解決したいので、解決を意識して深掘りしていくことが重要です。

3.解決策の考案と実行

問題と原因が明確になってきたら、解決策を考案します。問題の特定と原因の深掘りができていれば、解決策はある程度自然に見えてくる場合が多いでしょう。なぜなら、問題の特定、原因の深掘りの段階で解決策を意識しながら洗い出しを行っているからです。

つまり解決策は自ずと見えてくるので、後は実際に実行していくことが重要です。根性論や精神論に近い部分がありますが、結局のところ、この実行するかどうかで差が付くことは否めないでしょう。

もちろん問題の特定や原因の深掘りをきちんと行わずに間違った解決策を実行するのはNGです。しかしある程度の特定の深掘りはそれほど難しくない場合も多いため、結局はやるかやらないかで差がついてくる場合が多いでしょう。

そして、実行に力を入れている人は次の問題の特定や原因の深掘りも自ずと身に付きやすくなります。逆に解決の実行をやらないと次の問題からも目を背け、結果的に問題解決能力が身に付かない可能性が高いと考えられます。

問題解決能力を身に付ける方法

問題解決自体は抽象的な概念で、ありとあらゆる問題が対象です。つまり、どのようなことでも問題解決のプロセスを当てはめることができ、繰り返すことで能力が身に付きます。そのため対象はどのようなことでも問題ないのですが、効率的に問題解決能力を身に付ける方法を探しているならプログラミングをおすすめします。

プログラミングをしていると必ずわからないことやバグ(不具合)が出てきます。そしてこれらには必ず原因があります。解決しないと先に進めないので、解決せざるを得ません。プログラミングは問題解決の連続ということです。

プログラミングを通してプログラミングスキルだけでなく、あらゆることに役立つ問題解決能力が身に付きます。特に子供のうちからプログラミングに触れておくことで、将来的に自力で問題解決できる力が身に付くはずです。

子供のプログラミングは自宅で親と一緒にできますが、忙しくてなかなか子供と一緒にプログラミングをする時間がない方は、子供向けプログラミングスクールの利用もおすすめです。

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