子どもにはいつからパソコンを与えるべき? パソコンの選び方も解説

今の時代、仕事をするのにパソコンは必須のツールと言っても過言ではありません。そのため、たとえば就職するまでには、基本的なパソコンスキルを身に付けておいた方が良いでしょう。プログラマーなどパソコンがメインの職業だけでなく、営業職や事務職などでも基本的なパソコンスキルの有無によって仕事の生産性が大きく変わってきます。

将来のことを考えると子どものうちからパソコンに慣れていた方が良さそうですが、使い方を誤ると、教育上逆効果になるという問題もあります。たとえば、パソコンでゲームばかりして勉強などが疎かになってしまうことなどが挙げられるでしょう。

このように子どもがパソコンを扱うことにはメリット、デメリットがあります。ではメリットとデメリットを踏まえて、いつから子どもにパソコンをやらせるべきなのでしょうか。

小学校低学年以下からパソコンに触れるべき

さっそく結論ですが、子どもは小学校低学年くらいから、できればパソコンに触れていくべきでしょう。もちろん考え方は家庭ごとに異なり、あえてパソコンを与えないという選択肢もあります。しかし一般的には、小学校低学年以下からパソコンに触れた方が良いと考えられます。

小学校低学年以下なので、3歳くらいの小さなころからパソコンに慣れるのも有効です。なぜ早い方が良いかというと、今は小学校でもパソコンを授業に使用するからです。授業で使用するので自然に覚えるのですが、スタートの段階でパソコンに触れてきた子どもとそうでない子どもで差が出る可能性があります。

もともとパソコンに触れていた子どもはスムーズに使いこなせるのに対し、そうでない子どもは苦戦してしまう可能性があります。その結果、パソコンをうまく扱えない子どもはパソコン自体が嫌いになってしまう可能性があります。

子どもがこのような苦労をしないためには、小さい頃からパソコンに慣れさせてあげるのがおすすめです。

最初は子ども用パソコンから

小学校低学年以下からパソコンに触れるのがおすすめということでしたが、最初から大人と同じパソコンを使うべきということではありません。大人と同じパソコンだと扱うのが難しく、また不適切なコンテンツに触れたり、教育という目的からそれた使い方になってしまう可能性もあります。

子ども用パソコンは感覚的に操作しやすい、スペックは低い、その分低価格、といった特徴があります。まずはパソコンに慣れることやタイピングの練習をすることが目的なので、逆に言えば目的から外れた機能は不要、むしろ逆効果になる場合もあるでしょう。

子ども用パソコンの選び方

子どもはパソコンの基本に慣れることから始めるべきで、パソコン選びはその目的に合わせるべきということでした。ではどのようなポイントを見て子ども用パソコンを選べば良いのか解説していきます。

子どもが好きなデザイン

子どもは早いうちからパソコンに触れた方が良いですが、そもそも子どもがパソコンに興味を持てないと、せっかくパソコンを与えても学習につながらないでしょう。そこで、子どもに興味を持たせるために子どもが好きなデザインを選ぶことが重要です。

大人が使用しているようなシンプルすぎるデザインのものだと、つまらなさそう、難しくてよくわからない、と思ってしまうかもしれません。好きなデザインやキャラクターは子どもによって異なるので、一緒に店頭で見たり、オンラインショッピングの画面を見せるなどして確認するのもおすすめです。

キーボードに配列が見やすく記載されている

大人の場合はタッチタイピングができる人が多いためあまり意識しないかもしれませんが、子どもは手元の文字を見ながらでないとタイピングできません。そのため、手元のキーに見やすく文字などが記載されている必要があります。

そしてここで問題になるのが、かな入力とローマ字入力のどちらが良いかということです。最近はかな入力の有効性も見直されていて、たとえばタイピングの大会ではかな入力の選手も多いです。かな入力とローマ字入力の両刀使いの選手もいます。

なのでかな入力がNGというわけではありませんが、大人になって普通にパソコンを扱う分にはローマ字入力の方がタッチタイピングは圧倒的に簡単です。そのため、子どもも最終的にはローマ字入力に慣れていった方が良いでしょう。

とはいえ小さい子どもはローマ字を読めないのでローマ字入力は困難です。そこでおすすめの方法は、まずはかな入力で練習し、その後ローマ字の勉強と一緒にローマ字入力を覚えていく流れです。

もちろん絶対的なルールはないのですが、かな入力から入ってローマ字入力に移行していくのがスムーズでしょう。そのため、パソコンのキーにはかな入力とローマ字入力の両方が見やすく記載されているものがおすすめです。

タッチペンに対応している

大人の場合パソコンと言えばタイピングで操作するのが一般的で、タッチペンに対応していたとしてもかえって操作が遅くなるのであまり使用しないでしょう。しかし、子どもの場合はなるべく直感的に操作できた方が良いです。

特にパソコンに慣れるまでは操作が簡単でないと嫌になってしまう可能性があるため、タッチペンに対応しているパソコンがおすすめです。最初のうちはタッチペンで操作し、慣れてきたら徐々にキーボードとマウスで操作するようにすると良いでしょう。

重要なのは、最初はなるべくハードルを下げて、子どもがパソコンに興味を持てるようにしてあげることです。

電源の種類は用途に合うものを

大人が使用するパソコンは、ノートであれば基本的に電源接続とバッテリーの両方で使用できます。しかし子ども用パソコンの場合、バッテリーが入っておらず電源接続のみや、電池のみ、バッテリー充電のみのものなどが多いです。

そのため、使用環境や用途を考えて電源の種類を選ぶ必要があるでしょう。どの種類が良いというわけではなく、家庭ごとにベストな電源は変わってきます。

口コミやおすすめは複数サイトを参照する

子ども用パソコンを選ぶポイントは、他にもアプリの数や細かな操作性などいろいろあります。しかし自身でいくつもの観点からリサーチするよりも、最終的にはおすすめや評価を確認した方が良い商品を選べる可能性が高いです。

商品選びで重要なことは、一つのサイトの情報だけを参考にするのではなく、複数のサイトを閲覧し、いろいろなところでおすすめされている商品を選ぶことです。複数のサイトを参考にすることで、より良い商品を選択できるでしょう。

子どもは早いうちからパソコンに慣れるべき

パソコン選びやどのようにパソコンで遊ばせるのが良いかといった問題はありますが、早いうちからパソコンを与えてあげるのがおすすめです。そうすることで、時間をかけて遊びながら自然にパソコンスキルが身に付いていくでしょう。

学校で使ったり仕事で使えば自然に覚えるからあえて家庭でやる必要はない、といった意見もあるでしょう。これも間違いではありませんが、慣れている人と慣れていない人では最初の段階で差があり、慣れていない人は自分ができないことからパソコンに苦手意識を持ってしまう可能性があります。

本来は不要なストレスを感じたり結果的に学習機会を逃してしまうことにもつながってくるので、早いうちから子どもをパソコンに慣れさせてあげることをおすすめします。

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