香港、マカオ出張(韓国人との交流等)

こんにちは! スタッフの生田です。

さて、今回は残念なことにまたまた関係悪化している韓国の方の日本人観について、香港返還前に香港とマカオに出張行った際、韓国人との交流を通じた僕の思いをお話ししたいと思います。政治的な意見では勿論なく。また記憶がもとになっていますので、不正確なこともあるかもしれません。予めご了承下さい。

英国から中国への返還がせまっていたある日に取引先主催の営業会議があり、香港(中国も担当)、韓国、台湾及び日本地区担当者が集まりました。 もう、海外出張にも慣れ、海外であっても、もうその辺に行く感覚です(^^;)

成田から香港へ 当時は啓徳空港で町中ど真ん中にあり、世界で危険な(パイロットの高い技量が要求される)空港の一つと言われていました。何せビルの合間を離着陸する感じでした。日本でも伊丹などは町中にありますが、その比ではありません。

香港着いて 先ずはびっくりしたことには、空港を軍が警備していること。そして、どの兵隊も機関銃を肩にぶら下げ、ものものしい雰囲気(何かイベントあった訳ではなかったのですが)だったこと。それと、空港着いて、トイレ入るとがーん、位置が高いのです。(詳細は割愛しますが、欧米に行った時もあまり感じなかったのに。。です。)

香港からマカオへ マカオへはフェリーで。 マカオでは、食事のことを。先ず中華、広東料理、そうです!フカヒレですね。 何とフカヒレ”だけ”でお腹一杯になった(させてくれた)のは後にも先にもこの時だけです。いくらでも食べて良いと。。余談ですが、その数年前、大きな商談まとめた際、銀座(築地だったかな)の寿司店での慰労会にて、何でも好きなもの食べていいぞ!!と言われ、怖いもの知らずというか、大トロでお腹一杯にしたことも。確か1貫数千円。。

次に料理店行く前のこと。現地の方の後を路地裏入って行ったのですが、現地の方からは決して迷子にならないように釘をさされ。そんな子どもじゃないんだからと思ったものの、メインストリートを外れるとほんとに真っ暗で異様な雰囲気。そしてハクビシンを筆頭に何やらペットショップの雰囲気。。。ところが、さにあらず、なんと食料品店とのこと。中国人は4つ足は机、椅子などを除けば何でも食べると聞きましたが。やはり目のあたりにするとびっくり。自分も食べられちゃうんじゃぁ。。

そして、初日のレセプションのこと。 まあ国ごとのグループに最初の内、固まるのは仕方ないにせよ、ある一団がきつい目つきで睨んでいるのです。主催の香港事務所の方に聞くと、韓国人チームとのこと。まだ若かったので、恐れを知らず声をかけると無視。次の日の朝食、昼食も相変わらず。。。なんでー???

次の日の夕食時、同行していた上司からはほっとけ!と言われたものの、せっかく一緒にいるのに。。と思い、懲りずに酒(なんだったか忘れましたが確か韓国の蒸留酒)誘うと第一声は”日本人はきらいだ”。あっち行けとまでは言われなかったと思うのですが、やっぱ怯み。。。それでも、めげずに席を離れずにいると、嫌いな理由を滔々と。。日本による侵略が赦せない、親族に戦争に巻き込まれた方々がいる。そんな理由だったと思います。(時は下り、数年前にニセコに2カ月ほど滞在した際、シェアハウスに住んでいたのですが、ニセコはご存じの通り、外国人スキー客が多いところで、そこには、英国人4人ニュージーランド人が3人いました。英国人と我々日本人は一括りにしちゃいますが、イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドと分けられるんですね。そこで、ウエールズ人が僕に言った言葉は”イングランド人に友達はいるが、イングランドは嫌いだし、侵略したことを赦すことはできない。韓国人と中国人も数百年は日本人を赦せないはずだ”。。まだまだ韓国人は赦してくれないのかな。)とその時はそんなことはわからず、飲みながら、じっと話を聴いていました。。。そうすると、”日本人は嫌いだが、お前は好きだ!”とやにわに手を組み、そうです。乾杯の儀式ですね!3人いたのですが、次々に杯を干していきました。それからは、帰国まではずっと韓国人チームのテーブルで食事してました。。

他にも当時はマカオはポルトガル領だったので、不思議な雰囲気、カジノに行ったり、料理もポルトガル料理のフルコースで鳩を食べたり(これも時は下り、リスボンに行ったこともあります)といった思い出はあるのですが、韓国人の方とのやり取りが一番鮮明に覚えています。 隣国はもちろんのこと、いろんな国の方と仲良くしていきたいものです。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

 

 

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