Sachool Engineering Blog

プログラミング学習の記録

テスト業務を行いました

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こんにちは、東京オフィスのイッセイです。

入社して約2ヶ月となりましたが、初の業務として、テスト業務を行いました。
その時の事を書いていこうと思います。

そもそもテストって何をするものなのか、具体的にどのような作業なのか、ミーティングを通して とても重要な業務である事を知りました。

システム障害が発生した場合、どこに責任があるのか。 それは実装した人ではなくテストを行った人の責任という話がありました。

テスト業務が障害を起こさないようにする最終チェックである事を聞き、身が引き締まる思いをした所から始まった、怒涛の一週間でした。

準備が大切

実際にテスト業務は何を行うのかというと、ざっくりですが、システムが事前に設計した意図通りに動くかをチェックする作業です。
その為には、サービスの事やシステムの動きを理解している必要があります。

実際の開発だと、実装する人が自らテストを行うと聞きましたが、今回は何も分からない中からのスタートだったので、テストチームで認識を合わせるミーティングを入念に行いました。
様々な条件をもとに動きが変わってくるので、その動きを追う事と、試験書に書かれている項目が何を意図した試験であるかをしっかり理解して行わなければなりません。
その為に、事前に曖昧なところを無くしておく事が必要でした。

地道な作業の連続

実際のテスト業務は、画面を順に操作しながら意図しない動きがあったら指摘し、修正して貰います。
例えばバリデーションという、いわゆる入力のチェックを行うものがあるのですが、

  • 最大文字数+1、最大文字数、最大文字数-1という3種類での入力を行い、不適切な入力でエラーメッセージが表示されるか

  • 入力する文字の種類によって、エラーメッセージが適切に表示されるか

  • フォームが複数ある場合、1つだけ不適切な入力をした際でも適切にエラーメッセージが表示されるか

など、様々なテストがあります。

具体に実際あったバグの例をあげるとこんな感じ。

一回目の入力で不適切な入力を行うと適切なエラーメッセージが表示されるが、 2回目以降でエラーメッセージが表示されず処理が進んでしまう。

この謎の挙動に対して、様々な言葉が飛び交い、考えられる要因を1つずつ潰しながら修正を行っていました。
僕にはまだ分かりませんでしたが修正も一筋縄ではいかない作業だと実感すると同時に、一回適切に動いたからと油断できないなーとテスト業務の大変さを垣間見た瞬間でもありました。

テスト業務を通して

基本的には様々なテストを実施し、修正を依頼、そして修正されたものを再テストするという流れの繰り返しでした。 でもそれだけではなく、意図通りの動きだけではなく意図しない動きをわざと行ってバグが発生しないかをチェックするテストも行いました。改めて、世に出すためにはあらゆるテストを行なわなければならないんだなーと、また予期せぬバグに対応する為にも幅広い知識が必要だと感じました。

しかし、ただ大変だっただけではなく勿論学ぶ事もありました。

  • 使用したツールも初めて触るものが殆どだったので、そうしたツールの使い方を知る事ができた事。

  • フォームの入力や、チェックボックスの動きでDBの値が変化し、またDBの値で表示を変更しているといった事を、実際に画面やDBを操作することが出来た事。 (これは今行っている課題がどう展開されていくのかをイメージをする良いきっかけになりました。)

  • そして何より書籍やWebサイトを通じて学習してきたWebの仕組みも、実際に動かし、その反応を見ながら進める事ができ、まさに百聞は一見にしかずとはこの事だなーと、理解が深まった気がします。

あと「password」と入力する回数が多く、テストを通じて2倍ぐらい速くなったのも収穫ですかね。
Wのとこが苦手だったので、良かったです。。  

以上テスト業務を通して感じた事を書いてみました。
開発に関われるよう、目の前の課題を頑張ろうと思います。

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